デュポン、エンジニアリングプラスチック事業をセラニーズに売却へ

スティーブン・ムーア 2022 年 2 月 21 日

モビリティ＆マテリアルズを売却する意向を概説したデュポンの2021年11月の発表は、「エンジニアリングポリマー事業ラインと、パフォーマンスレジンおよびアドバンストソリューション事業ライン内の一部の製品ライン」を産業界に売却する最終契約の締結により成功に向かって進んでいます。セラニーズと同等の110億ドル。 これらの事業を合わせると、2021 年の純売上高は約 35 億ドル、営業 EBITDA は 8 億ドルになります。この取引は 2022 年末頃に完了する予定です。

この動きは、デュポンが電子材料を主力とする企業への変革を反映しており、その収益は、継続的な株式買い戻しに加え、以前に発表されたロジャース社の買収とさらなるM&Aの機会に資金として充てられる。 デュポンはまた、水、産業技術、保護、次世代自動車の分野でも引き続き強い存在感を誇ります。

この買収により、Celanese は高機能ポリアミドで大きな足跡を得ると同時に、エンジニアリング ポリエステル (PBT、PRT) セグメントでの存在感を高め、特殊エラストマー製品を追加します。 Celanese はすでに PPS、UHMWPE、LCP の主要企業であり、ポリアミド、PPA、PCT、TPV、ポリプロピレン コンパウンドでも既存の地位を築いています。

セラニーズとデュポンの両社がそれぞれホスタフォーム/セルコンとデルリンのブランドを持つ大手企業であることを考えると、ポリアセタール樹脂がこの契約に含まれていないのは当然のことだ。 デュポンはデルリン事業を別途売却する計画だ。 この製品は、2021 年に 5 億 5,000 万ドルの売上を生み出しました。デュポンは、2023 年の第 1 四半期にデルリン事業の売却を完了することを目標としています。

モビリティ＆マテリアルズ部門内の自動車接着剤、マルチベースパフォーマンス樹脂、およびテドラー保護フィルムラインも、予定されている売却の範囲には含まれていません。

「本日発表するセラニーズとの取引により、比類のない規模、製造能力、技術的専門知識を備え、自動車、消費者、産業市場にサービスを提供する市場をリードするポートフォリオが構築されます」とデュポン社の会長兼最高経営責任者（CEO）のエド・ブリーン氏は述べた。 「私たちは、これらの業界をリードするビジネスの強みを誇りに思っています。これは、Celanese の高度に補完的なポートフォリオと組み合わせることでさらに強力になると信じています。私たちは、Celanese がチームと提携することに興奮しており、彼らが力を合わせて協力することを確信しています」顧客とバリューチェーンにサービスを提供するために、業界を定義する材料科学イノベーションを推進し続けます。」

Celanese の会長兼 CEO の Lori Ryerkerk は次のように述べています。「業界で高く評価されている世界クラスの製品および技術ポートフォリオを構築したデュポン社から将来の同僚を迎えることができて興奮しています。」 「当社のビジネスは相互補完性が高く、将来のモビリティ、コネクティビティ、医療などの高価値アプリケーションにおける当社の成長を加速するでしょう。」

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