テイジンアラミドがサーキュラーハイの可能性を実証

オランダ、アーネム、2021 年 10 月 26 日 – アラミドの世界的リーダー、テイジン アラミドは、主力製品であるトワロン® の糸から糸へのリサイクルを実現しました。 同組織は現在、FibreMax および Hampidjan と提携して、結果として得られる円形 Twaron® ファイバーのパフォーマンスを実証しています。 マテリアルフローが環境に与える影響に責任を負うというテイジンアラミドの信念に沿ったこの開発は、完全に円形の高性能繊維を供給するという同社の目標に向けた重要な一歩となる。

テイジン アラミドは 20 年以上にわたり、トワロン® 繊維などのアラミドをパルプにリサイクルし、自動車のブレーキパッドやガスケットに使用されています。 今回、オランダのアーネムにある同社の研究イノベーションセンターは、使用済み原料からの原料を使用した糸から糸へのリサイクルに初めて成功しました。

現在、さまざまなリサイクル状態の材料から数百キログラムのトワロン® 糸が生産されています。 この円形トワロン®繊維の特性は優れており、その性能は標準トワロン®繊維と同等です。 テイジンアラミドは、この画期的な技術に関して特許出願中です。

実生活でのパフォーマンステスト

帝人アラミドは現在、オランダのFibreMax社およびアイスランドに拠点を置くHampidjan社と提携し、要求の厳しい現実の用途でのパフォーマンスを実証しています。 円形の Twaron® ファイバーを使用して、FibreMax はクレーン ペンダントを製造し、Hampidjan はオフショアおよび海運市場向けのスリングを製造します。 どちらの用途でも、Twaron® は最終製品の重量の 90% 以上を占めます。 これらのパートナーは、帝人アラミドの新技術が高性能アプリケーションの循環性を可能にし、使用済み製品からの廃棄物問題への取り組みに役立つと確信しています。

次のステップ

円形製品が「新たな常態」になるという信念に沿って、帝人アラミド社はまた、円形トワロン®の2024年の商業化を目指し、完全円形高性能繊維の生産を拡大する予定です。

テイジン・アラミド・サステナビリティ担当ディレクター、ジャン・ルース氏：「私たちの目標は、ゼロエミッションを目指して取り組む完全に循環するアラミドのバリューチェーンです。私たちのビジョンは、さまざまな用途にアラミドを使用し、製品の最後にアラミドを回収する、パートナーと顧客の持続可能な提携です。」アラミドループを閉じるまでの寿命は長くありません。リサイクルされた材料を使用して糸を再紡績する当社の新しい能力は、高性能アラミド繊維の循環性を大きく変えるものです。」

About Teijin Aramid

テイジン アラミドは帝人グループの子会社であり、アラミドの世界的リーダーです。 同社のアラミド製品である Twaron®、Teijinconex®、Technora®、および超高分子量ポリエチレン (UHMW-PE) Endumax® は、その強度、持続可能性、安全性、耐熱性、軽量さで知られており、さまざまな市場で使用されています。自動車、安全および生命保護、航空宇宙、および幅広い産業用途を含むセグメント。 これらの高機能素材はオランダ、タイ、日本で生産されています。

詳細については、 www.reijinaramid.com をご覧ください。

帝人グループについて

帝人（東証：3401）は、環境価値の分野で先進的なソリューションを提供するテクノロジー主導のグローバルグループです。 安全、安心、防災。 人口動態の変化と健康意識の高まり。 帝人は、1918 年に日本初のレーヨンメーカーとして設立され、アラミド、炭素繊維、複合材料などの高機能素材、樹脂・プラスチック加工、フィルム、ポリエステル繊維、加工製品の 3 つの事業領域を中核とするユニークな企業に成長しました。 ; 骨/関節、呼吸器、心血管/代謝疾患、介護、未病医療のための医薬品および在宅医療機器を含むヘルスケア。 医療、企業、公共システム向けの B2B ソリューション、デジタル エンターテイメント向けのパッケージ ソフトウェアや B2C オンライン サービスを含む IT。 帝人は、ブランドステートメント「Human Chemistry, Human Solutions」に表されるように、ステークホルダーの皆様への真摯な姿勢で、未来の社会を支える企業を目指しています。 このグループは 170 社以上の企業で構成され、世界 20 か国で約 20,000 人の従業員を雇用しています。 帝人は、2021年3月31日に終了した会計年度において、連結売上高8,365億円（77億米ドル）、総資産1兆364億円（95億米ドル）を計上しました。詳細については、www.reijin.comをご覧ください。

ファイバーマックスについて

FibreMax は、ユニークで他に類を見ない製造プロセスを使用して、軽量で高精度のケーブルを製造しています。 すべてのケーブルは、特許取得済みのエンドレス巻線技術で製造されています。この技術は、適切なケーブル強度または必要なケーブルの伸びに達するまで、2 つのエンドフィッティングの周りに平行な繊維のストランドを連続的に巻き付ける完全に自動化されたプロセスです。 必要な長さがプログラムされた後、EWR (エンドレス巻きロボット) コンピューターが、指定されたケーブルに必要なファイバーの量とループの量を計算します。 巻き取りプロセス中、EWR はすべての繊維に等しい張力を維持します。 これにより、最高の破断荷重、最低の伸び、および可能な限り最小の直径が得られます。 また、ケーブルが高い再現性で製造されることも保証されます。 複数のケーブルを製造する場合、すべてのケーブルはまったく同じ仕様になります。 これらの高精度ケーブルは、同等のスチール製ケーブルより 85% 軽量で、メンテナンスが不要で、寿命がはるかに長くなります。

詳細については、www.fibremax.nl をご覧ください。

ハンピジャンについて

ハンピジャン グループは 1934 年以来、海運、海洋、漁業向けのロープ、ネット、スリングを製造しており、また技術材料の推奨も行っています。 現在、同社の 28 社は、アラスカのダッチハーバーからニュージーランドのネルソンまで、世界 35 か所で世界の漁船団にサービスを提供しています。 ハンピジャン氏は、イノベーションが新たな課題に直面するための鍵であると考えており、より持続可能なソリューションの開発にますます注力しています。 詳細については、www.hampidjan.com をご覧ください。

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